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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(10月16日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の初級クラスでは久し振りに数字ゲームをやりました。

皆さん、久し振りで手がなかなか動かなかったみたいです。

1回戦では数字を間違えたり、つまづいたりしたらアウト、お休みです。

2回戦目では、逆で上手く表現できた人がお休みできる、勝ち抜け方式です。

ここで気付いてもらいたいこととしては、間違えたわけではないのに抜けられず残っているのは、何がダメなのか。

表現がぐちゃぐちゃになったり、バラバラになっていないか、指の角度はどうなのか、開き具合はどうなのか。

そういうところも意識しながら表現してみてくださいね。


そのあとは、グーを使った手話を表していきます。

色々ありますよね。

成功/病気/面白い/作る/良い/大変/目標/間に合わない・・・などなど色んな手話が挙がりました。


そして、それらの手話を使い流れを考えてもらいます。ただ単語を使って文を作るのではなく、CLを使ってイメージを表してもらいます。

例えば「面白い」

2人の演技が面白かった(2人/演技/面白い)。

はい、アウトです(笑)

手話としては間違ってないですよ。ただ、CLを使ってイメージを表現するという意味ではアウトですよね。

自分がどこにいるのか、2人はどこで演技をしているのか。きちんとイメージをして表さないといけないですよね。

2人が両端からステージへと走ってくる様子、そして演技をする2人を見て面白そうに笑っている自分。そういった様子をCLを使って表現する。それが大事なんですね。


その他には、「大変」

雨で洗濯物がたまっちゃって大変。これって日本語としてはすごく自然ですよね。何の違和感もありません。

でも、手話ではちょっと違うんですよ。

洗濯物が山積みになってたまってしまい、その洗濯物を指差した場合、「大変」よりも「困る」の方がしっくりくるんです。

「大変」を使うのであれば、「洗濯物が多くていっぱい畳まなきゃいけなくて大変」←これなら良いそうです。

手話と日本語では違う言語ですから、同じ単語を当てはめていくという訳にはいかないんですよね。

でも、どれが合っててどれが合ってないのか。それってネイティブじゃない我々聴者にとっては、なかなか分からないものです。

ですから教室に来たとき、ぜひとも積極的に手を挙げていっぱい表現してみてください。

そうすると、それはちょっと違うかな、もっとこう表現してみてという答えがいっぱい返ってきますよ。

みなさん、お疲れ様でした。


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