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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 3月19日(木)

こんばんは。まつ吉です。


ステップアップクラスは、振替りの方も含め6人で授業を行いました。


久しぶりに会う方もいて「最近どう?」と会話をしていきます。

3人グループが2つ。それぞれ会話を楽しんでいますが、自分たちの会話に集中してしまいます。


先生が話を始めても、自分たちの会話に集中してしまう…。


そんな時、先生からは

「もっと、視野を広げて。会話をしていても自分達だけに集中するのではなく、他のグループが何を話してるのか分かるくらい視野を広げないと!!もし、自分の事を話してたら気付くくらいにならないと!」とアドバイスが。


会話だけではなくて、物事の考え方や見方、そして受け取り方も視野を広げる事で、いろんな気づきがあるし、人としても成長できる。


それは、花井先生が生徒さんにいつも伝えている「手話だけを目的にするのではなくて、手話の勉強を通じて人として成長する!」という事。


それを踏まえて授業がスタートです。

指定された単語を使って文章作りをします。


1つ目は、「あっという間」「すごく早い」という意味を持つ表現(両手の指を少し開き指先は下にしてブラブラさせる。)


使い方は、

コロナウィルス広まる/ トイレットペーパー売切れ/ あっという間(コロナウィルスの影響でトイレットペーバーがすぐに売り切れた)


また、文章作成時の条件があります。

手話表現は5個〜10個を使う

NMS.NMM(顔を横に振る、縦に振る)も含む事

そして、自分で文章を考え2人ペアの相手が表現をチェックし、お互いの表現について話し合います。

「子供を産んでから子育ては大変だったけど、20歳まであっという間だった」

「手話クリニックに参加する前は不安で申し込みするか悩んでいたけど、参加したら3時間があっという間だった」

顔の縦振り、横振りがなかったり、「〜したばかり」という手話表現と間違えていたり…

先生からも指摘が入り、正しく、見易い表現を教わります。


2つ目は、「〜じゃないか?」(多分、疑いなどの意味を含む)という意味を持つ表現(親指と人差し指を伸ばし、右にひねる。口の形は「ぺ」)

こちらも、先ほどと同じように文章を作り、お互いが表現のチェックをしていきます。



この後は、課外授業です。

○乃珈琲で、コーヒーとケーキを食べながら

授業の内容は同じですが、目的地に到着するまでの間に色んなものを発見したり、リラックスして会話をしていきます。もちろん、授業内容は忘れずに!肩の力が抜けるのか、授業では上手く表現できなかった人も、会話の中で自然と使っていたり、「あっ、こうゆう時に使えるんだ!」と気付く事が多々あります。

また、食事をしながら手話で会話をするため、視野を広げる練習にもなります。


ろう者の方たちは、食べたり、飲んだりしながら手話で話をします。目線を食べ物に集中してしまったら…相手の言ってる事を見逃してしまい会話は成り立ちません。

広い視野を持ち、相手の話を見て、コミュニケーションを取る。これは、本当に大変なんです!

一回、二回経験したところでできません。

常日頃意識すること、そして何度も何度も練習して身につけていく他ないです。


ただ教室の外で時間を過ごすのではなくて、色んな所に目を向けて視野を広げることで、上達に繋がるのではないですかね?!



今期のステップアップクラスもあっという間に終わりました。皆さん、お疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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