top of page
  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 8月12日(水)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の対面【NA】入門クラスは東京23区です。


レッスン開始前の雑談で「生徒さんがオンラインレッスン(手話以外に)を苦手な訳」の話が出ました。 フラやヨガを習っているそうですが、オンラインだと先生しか見えません。そして、先生はカメラに向かって前を向いている事が多いそうなので「ただ真似をすると真逆。それを直せない」と。

手話もそうですよね。例えば空書は「本人の向き」では書きません。動きも鏡を真似する様にはできていません。

今日は向きや形に慣れていきます。

空書では、相手が書く文字を読み取るために、読み取る方は自分も書いて確認します。 「北区の北」の左側、回答者も同じ様に空書しますが、「上」 と書いています。出題者はそれに気づかず「そう!」と…。 反対から見ると「北」と書いている様に見えるんです。それだと「北」には辿り着きません。相手が空中に書いた形を、自分の向きに変えて書かなければいけません。練習のために「見たこともないような難しい漢字」をスマホで調べて空書してもらい、読み取ります。「右側が足だよね?」と確認。 「左側の上が止?」一文字の中の部品を一つづつ確認する様にしていき「違うよ、右にハネる」「最後の棒は短い」など、出題者も相手が書いている文字をキチンと読み取り、修正をしていかなければいけません。文字は「齷齪(あくせく)」の「せく」でした。 空書は、入門クラスだけでなく、上級クラスでも必ず使います。上級クラスだとつい、指文字を使ってしまいますよね。 「なぜ、レッスンで指文字でなく空書を使うのか?」 それは日本手話に必須の「空間認識能力」を高めるためと言えます。 常に1画1画を見て確認しながら書き進めることはできないので、そこは空間認識力が必要になります。 指文字は、音を形で表したもので、空書は形そのものを表すものなので、視覚で見て文字を形で習得するろう者によっては指文字が苦手で、空書の方が通じる場合があります。 指文字で読み取っても「意味が通じない」事もたくさんありました。 空間認識力は苦手であれば鍛える必要があります。見たものを脳内で捉えていく。鍛え方の有効な手段は「慣れ」が大きいと思います。 空書を練習する事で空間認識能力を向上させましょう。 今日もお疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!!


《 ♡ 》マークの応援クリックお願いします^^

0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page