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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 8月23日(金)

更新日:2019年8月30日

こんばんは、スタッフの西島です。


レッスン前に、HANAIプロダクションの「夏企画」に参加してくださった生徒さんが「帰りの電車で探したら「そうめん」が見つかったけど、家でもう一度探したら見つからなかった」と淡々と話してくれました。 表情とNMSの指導を受けて、もう一度チャレンジです! 淡々と単語を並べるよりも、電車で探した時の表情は夢中で見ていて、家に帰って探して「あれ?ない」と不思議そうな表情。 表情を意識してNMSを用いると、途端に魅力的な「会話」になりました。

今日の【NA】入門クラスはロールシフトからスタートです。

講師によっては「肩を切り替えましょう」と教えていますが、たとえば 周囲の迷惑を考えずに盛り上がる2人、迷惑だなと思って隣に座っている自分、気にはなるけど、無視してる周りの人。の様に4人(以上)を使い分ける時に、肩を切り替える方法は有効でしょうか?それに、肩を左右に揺らして会話をしているろう者を見たことがありません。 花井代表は目線で切り替えをしています。 肩を動かす方法と、目線を切り替える方法、目線じゃなきゃいけない訳ではありませんが、2つをやり比べてみると、断然目線の方がスムーズで分かりやすい! 肩を動かしていると、見ていて疲れますし、迷惑がっている自分と、周りの人の区別が「あれ?誰の話し?」と曖昧に感じます。


「やってみて」と生徒さんがチャレンジしますが、慣れないと難しい…。

まずはピッチャーとバッターなど、分かりやすい例から始めて練習すると良いかもしれません。 ロールシフトを練習する際のオススメは、自分の姿を撮影することです。

客観的に見れますし、簡単そうに見える「空間に描いた日の丸」も撮影してみると、四角が思ったより長細く書いてる!なんて発見がたくさんあります。


その後は位置、空間をきちんと表す練習です。

ここでも目線が大活躍!「ここ」と指す時は目線を「ここ」に合わせましょう。 最後は絶対知ってるロゴ当てクイズです。

ベンツ、スズキ、マツダ、セブンイレブン、マック、モスバーガー。

普段何気なく見ているロゴも、花井代表が手で表すとすぐにわかりますが、実際に自分でやるとなると思い出せませんし、手がつりそう!

でも表現できると、楽しいので必死に練習しました。

「ロールシフトを肩で切り替えましょう」の様に指導をする講師の方々…。 それだと、下手に見えるし、無駄な動きです。身体がどうしてもブレてしまうので、テレビで画面の揺れてる映像を見ているのと同じくらい疲れます。

肩を使わずに、表情や目の使い方 で切り替える方がナチュラルで、上手いなと見えます。


生徒にとって、講師の教えることは絶対であり、繰り返して行く毎に癖になっていきます。

花井先生は「講師は責任重大だ」と、今でも日本手話の研究や練習をし、自分の技術に磨きをかけています。

皆さんもぜひ、体験してみてください!


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