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  • 執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門・初級 12月4日(土)

こんばんは、スタッフの西島です。

12月4日の【NA】入門、初級クラスは、久しぶりの課外授業。 入門クラスの生徒さんにダンスの発表会に招待して頂きました。 入門、初級の合同です。もちろん声なし。 いつもリモートの生徒さんも来てくれました。 「初めて会った!本物?」とTVで見る有名人に会うように盛り上がります。 会場に着き、本来なら自由席なので、席を探したりしなければならないところを「HANAIプロダクション様」と座席予約してくれていました。 ありがたい。 4人と5人で2列になっていて、1列目の端の生徒さんに通訳してもらうと、2列目の花井先生達は見えやすいのはもちろん、1列目の生徒さんも手話を見ることができました。 

普段、何気なく聞き流している「開演前に放送される注意事項」。 聞こうとしなくても「飲食禁止」「撮影禁止」「避難口やトイレの場所」「最後に全員集合するので、自分のカメラで写真が撮れる等の、その他諸々」は何となく耳に入ってくるものです。 聴こえない場合は、禁止事項も含めて、周りを見て、その都度判断しなければいけないですよね。情報が公平に伝わるためには、やはり手話があると良いですよね。 ダンスが始まる前は「どこにいるかわかるかな?」なんて皆と話していましたが、すぐにわかりました。 皆さんお綺麗でダンスも上手ですが、その中でその生徒さんは一際目立っています。   表情、目線、手の動かし方。 どれをとってもダントツで綺麗。身体だけでなく内から表現しているイメージ。 初級クラスの普段会わない生徒さん達も「最前列真ん中の人?」とすぐにわかります。 こんな時、手話は公演中に声を出して話す必要がないので会話もスムーズですね。 途中、エジプト太鼓の演者さんが私達のすぐ横を演奏しながら通り過ぎます。 普段から耳を酷使していない私達には大きな音がキツイ。 思わず「音が大きい」「頭が痛くなる」「この音、苦手!」と感想が出ましたが、あまり聞かれなくない内容も、手話なので周りの人には気付かれません。 休憩の度に、どのダンスや衣装が良かったか等も手話で話していきます。こんな時はCLですね! 布を自由自在に操るやつや、剣を頭の上に乗せたまま踊るやつが人気です。 他にも「気になったダンサーさん」の話をしました。 スリムな身体で、激しいダンスに衣装が脱げないか心配になったり、途中で疲れてしまったのか、ジャンプを諦めた人がいたよね?なんて、普段は声無しの会話に、うまく伝えられるか不安で躊躇してしまう生徒さんも、課外授業なら話も弾みます。

最後は主催者のEmily先生と、Elisa先生にご挨拶させて頂きました。 お二人共、ステージの上では本当に人かな?と思ってしまうほど、綺麗で優雅な女神か妖精の様です。 「ありがとう」を生徒さんに聞いて手話で表現してくれて、花井先生がありがとうの語源や、アメリカでの「ありがとう」、世界共通の「I love you」を説明している時も、お二人は周りの喧騒に目もくれず、じっと花井先生を見つめ、頷き、きちんと向き合う姿に、人に慕われ、人が集まる素晴らしい人柄が滲み出ていました。 終了後、歩きながら手話に夢中になり、迷子になりかけたり、ずっと手話だけの課外授業でした。 明日も頑張ろう。そんな気にさせてくれる、幸せで夢の様な時間をありがとうございました。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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