NA花井盛彦手話教室【NA】初級 10月22日(水)
- HANAIプロダクション

- 27 分前
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【NA】初級クラス
「自然な日本手話でのスピーチ」
正しく伝えるために、変えた方が良い単語や言い回しを学びました。
何気なく使っている日本語。そのまま手話にしても伝わるか
1人選出し、花井講師から言われたテーマは「真面目な話し」。
他の生徒さんは、ただ聞いて(見て)いるだけではなく、後から質問や不明点を挙げることで不明瞭な箇所が明確になったり、「こう表現すると、こう伝わってしまうのか」を気付いていきます。
海洋ごみ問題の話しでした。
話しに出てきた
「問題」「そのまま」「変える」「結果」
聴者だけでなく、ろう者もよく使う単語です。
問題という意味とは?
課題という意味とは?
花井講師から質問があり、考えます。
国語辞典では
問題は「何が起きているか」という現状と目標の差であり、課題は「その差を埋めるために何をするか」という、ポジティブで具体的な行動計画。
と、あります。
花井講師より
ろう者は問題や課題という手話を、区別してよく使うけど…問題や課題という意味は本当わかってない。
区別のし方を間違えていることもある。
ろう者から『問題の意味は?課題は?わかりやすく教えてほしい』と言われたらどうする?
と、言われ聴者も何気なく使っているけど、本当に合っているのか?と考えました。
他にも、問題や課題はいろんな意味がありますよね。
例えば『問題』は、問いかけ(クイズやテスト等)に使うときもあれば、注目されている時に使う(彼女が問題の人物、等)事もあります。
これは、聴者はよく使いますが、ろう者は馴染みがない事が多いそうです。

ろう文化を知り、日本語力と日本手話の語彙を高める
それを埋めるためには、文章や日本語が苦手なろう者もいることを頭に置き、イメージで説明することが重要です。
手話単語だけでなく、他に表現する方法はたくさん。
うまく説明が出来るようになると、ろう者は日本語のニュアンスがわかるようになります。
ろう文化を知り、日本語と日本手話の特性を理解すれば「ろう者は日本語ができないから」ではなく、「この日本語だと誤解を招くし、日本手話ならこっちの方が良いな」と正しく本来の日本語力を磨き、日本手話の語彙力も高めましょう。
自分の知っている日本語だけにこだわると、イメージ力が足りなくなり、手話のレベルを上げることができません。
聴者は、まず日本手話を理解し、日本語に手を乗せた手話ではなく、日本手話として徹底して学ぶこと。
CLやNMM、指さし、日本手話のスキルが上がると、日本語は見えてくるし、気づくこともできます。
日本手話をわかっていないと、日本語にはできないし、理解するのは難しい、と必ず壁にぶつかります。
だから、まずは日本手話の世界に飛び込み、CLやNMM、指さしをちゃんと身につけることが、とても重要です。
日本手話に必要な要素が沢山詰まったレッスンでした。
今日もお疲れ様でした。

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