NA花井盛彦手話教室【NA】初級 10月25日(土)
- HANAIプロダクション

- 12 分前
- 読了時間: 3分
【NA】初級クラス
語彙「考える」「ろう的手話表現、オーバー」
3段階に区別をつけて表現。語彙力を上げていきました。
単語だけでは伝わらない詳細を伝える方法
参考書に載っている「考える」。軽い気持ちのものから、人生に於いての重大な考え事まで、その単語だけでは伝えられません。
単語に頼り過ぎずに伝える方法を身につけました。
「ご飯、種類、表情」→ 何食べようかなぁ
「友達、会う、いつ、疑問形の首振り」→ 今度、いつ会える?
「これから、人生」→ 今後について考えなきゃ
この場合は、口形を「ム」にして、こめかみに当てた指はグリグリと強めに、表情にも工夫をしていきました。
その他も
「旅行、どこに行こうかなぁ」
友達と喧嘩した
「どうやってたら仲直りてきるかな」
「卒業後の進路について考える」
気持ち、深刻さは、表情や手の動かし方、リズムで区別をつけます。語彙力がつきますね。

ろう的手話表現は積極的に
ろう的手話表現は、なかなか聴者で自然に使いこなしている人はいません。
オーバー
聴者が使う音声の抑揚や声色で表現するのと同じように、使い分けます。
訳すと「ビックリだよ」「やり過ぎじゃない?」といった感情から、小刻みに「オババババ」だと「おいおいおい!」だったり思いっ切り「オーバー!!」と振り切れば「信じられないよ!」「驚愕!!」だったり。
久しぶりに友達に会ったら…「痩せたんじゃない?」
お米、まだまだ値上がりしてるよね。
えっ!関東なのに雪が凄い積もってる!!
言葉に沢山の感情を乗せてくれる表現です。
会話の中で、ろう者が使ってくれると嬉しいですし、今の自分の気持ちに正直に、単語だけでは表現するのが難しい時に使っていくと、便利です。
使いこなすためには積極的に取り入れて、自分のものにしていきましょう。
日本手話を日本手話で説明する事でズレをなくす
最後は「拳」から構成された単語です。
良い、成功、作る、目標、病気、めんどくさい、面白い、直る
「元気」の単語で例文を作っていきました。
病気をしない(病気、ない)では、イコール「元気」と結びつけるのは大まかすぎますし、明るいのと元気なのも厳密に言えば一緒ではありません。
寒い中、半袖や半ズボンで駆け回る。
動きが機敏で活気がある様子を表現していきました。
「自由」の単語では、ビュッフェを表現した生徒さんがいましたが、お皿を持たずに、その場で取って立ったまま食べる動作に「その場で食べるの?」と突っ込まれ、笑いが起こり終了しました。
今日もお疲れ様でした。

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