発表会から学ぶこと
コミュニケーションにおいて、『言葉』選びは大切なことだ。
その選び方によって、
その場が楽しくなったり、つまらなくなったり、悪い雰囲気になったり、よい雰囲気になったりもする。
どの言葉を選んだら良いのかと、相手の気持ちを想像し考えることは、すごく大事な事だと思っている。
良い言葉を選ぶことで、人に感動を与えたりもする。
生徒さん一人一人の生活は様々で考え方もいろいろであるが、
『言葉』というものは、
相手を、理解できたり、相手を魅了したりもする。
それだけ言葉には影響力があるんだ。
みんなも小中高…社会人と成長していく中で、
友達や先輩などから
心に残る言葉を言われた事があると思う。
逆に言葉力によって、相手を傷つけてしまうこともある。
だからこそ、言葉選びは大切なんだよ。
もし、今までに失敗し、人を深く傷つけてしまったとしても、
次はそうならないようにと、変えていけば良い。
失敗を成長につなげれば良いんだよ。
講師になって10年以上、色々な経験をしてきた。
生徒さんの言葉や反応を見て、
オレも、どのように相手に伝えるのが最良なのかと、言葉選びを慎重にし、変えていった。
今までそうやって、経験を積みながら変えてきたんだよ。
発表会では、普通の人、真面目な人、変わってる人、賢い人…いろいろな人がいていいんだ。
そういう人で作り上げたものは意外性があり、幅広い良いものが出来上がるよ。
変わってていいよ、遊びぽくていいんだ。
自分に、ないものは想像し理解し補うことが必要だよ。
性格はみんなそれぞれだから、寡黙の人もいればおしゃべりな人もいる。
みんな個性いろいろなんだよ。
そのなかで、相談し言葉を選び雰囲気作りをし、行動するそういう場があるということが大事なことだよ。
発表会の内容が良いとか悪いとか、正しいとか正しくないとか…そんなことはどちらでもいいんだ。
生徒さん同士で意見し、そのコミュニケーションの中で
相手を理解しようと言葉を交わす、そういうことが大切なんだよ。
一人一人が、その場に適した最良の『言葉』を選び、
相手とより良いコミュニケーションを図る…そういう場、それが発表会だよ。
発表会でしか経験できないこといっぱいある。
言葉の選び方、いろいろ考えたり悩んだりして成長できる場所だと思うよ。
これからもたくさんの良い経験をしてほしい。