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​発表会から学ぶこと

#3 表現力

 

発表会での手話表現において、大事な事は何か。

 

もちろん、手話表現は、当然大事な事だけど、それだけではない。

 

言葉ばかりじゃなく、その役のイメージや雰囲気作りも重要なんだよ。

 

言葉は必要ないってことも重要。

 

よくしゃべる人とか、

あんまり喋らない人とか

いろんな人がいる。

性格もいろいろ。

 

どんな雰囲気なのか、

どんな性格なのか、

いろいろな人のこと、どのように表現したらいいのか…

 

その役のことをイメージし、想像し、理解すれば、自然と表現できる。

 

想像力と理解力があれば、より良い表現ができる。

 

 

つまり手話単語や日本語にこだわらず、想像力、理解力を磨き、全身で表現すること、それが重要ってことだ。

 

 

仮に手話単語が正しくても、単語を並べただけでは、伝わらない。

 

動き、表情、その場の状況、雰囲気、身ぶり…全てを駆使する、それが表現力というものだよ。

 

 

想像力を働かせ、理解力を磨き、そして、それが表現力につながる。

 

 

ろう者は、手話の手の動きだけじゃなく、表情や身振り、雰囲気もあわせて全身で表現し、伝える。

 

ろう者に比べ、 聞こえる人たちは表情が固く、そして表現力が乏しい。 

 

 

手話は手話単語の羅列だけでは、本当の意味は通じないのだ。

 

 

最初は難しいと思うけど、意識してトレーニングすれば、少しずつ表現力が磨かれる。

 

 

想像力・理解力・表現力

 

この3つの柱を基本として、手話の技術を磨いていってほしい。

 

 

発表会まで、あと少し。

 

一生懸命だけじゃなく、心の余裕、遊び心も大切だからな。

 

真面目過ぎ、考え過ぎると、良いアイディアも出なくなるよな。

 

真面目、遊びのバランスが大切であり、そのどちらも必要だから。

 

 

発表会、楽しんで頑張ってな!

 

楽しみにしてるよ!

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